過去ログ - シモン「共に行くぞ!ジェネシックガオガイガー!ゴッドガンダム!!」
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86:名無しNIPPER[saga]
2015/09/08(火) 15:28:02.07 ID:VrutHfYL0
chapter14絶望

『シモン!俺たちは先にあのマシンを迎え撃つ、市民の安全誘導はギミー達が完了させた!』

『そういうことだ、待っているぞ!!』

「分かった、俺も直に行く!」

通信からは怯え惑う人々の声と、それを掻き消す男の雄叫びが通信機が出しうる限界音量を超え轟く

「哀れな者達……その力こそが自らを絶望に陥れるとも知らずに…」

「ニア、俺にはお前が何を言っているのか全く分からねぇ。だが絶対に!俺はお前を取り戻す!!そして凱もドモンも決して絶望なんかしない!!」

「そう、では“また”会いましょう」

意図したかどうかは定かではないが、ニアは短くそう言い残した。

「また…………か。っと、俺もいかないとな」

戦火は刻一刻と広がっている、凱やドモンの応戦も始まったようだが敵がばらけているせいか撃破のペースの割に被害の収束が追い付いていない

「ロン、聞こえるか?グレンラガンを射出してくれ!強制射出で構わない!」

『もう出しておいたわ、強制射出だなんて無粋なことするオンナに見える?』

「えっもう出て……うおっ!?」

「誘っておいて随分な言い草じゃないか、えぇシモン?」

スピーカーからはあの男の声が聞こえている
冷徹さの中に荒々しさを兼ね備えたあの声が

「―――ヴィラルか!」

「これがカミナの乗っていたコクピットか……不思議と悪くはないものだ」

「ぶっつけ本番で悪いが行くぞヴィラル!!ばっちり合わせてくれよ?」

「散々煮え湯を飲まされたコイツの動き忘れる訳なかろう!」

「「ならば!!」」

「燃える魂夜空に掲げ、紅く弾ける螺旋道!」

「無限の勇気で明日を勝ち取る!俺のこの手が真っ赤に燃えるぅ!!」

「「爆熱合体!グレンラガン!!」」

「待っていろ、凱、ドモン!!………………ニア!!!」



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