90:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:29:59.06 ID:dTNveX7eo
「私の傷は、たとえ名高いお医者様が、跡形もなく傷を埋めて下さったとしても」
「私の心の傷までは、消せるものではありません」
91:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:30:33.52 ID:dTNveX7eo
・・・最後の言葉はさておき、櫻子の頭には、あの詩が思い起こされていた。
(『気付けば再び隣同士』・・・か)
92:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:31:05.05 ID:dTNveX7eo
櫻子はその詩を、ゆっくりと口にする。
「・・・にわかに信じ難いですが・・・今の、私達みたいですね」
93:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:32:15.55 ID:dTNveX7eo
「私達が一緒になったら、この続きがどうなるのか・・・気にならない?」
「・・・気に、なります。とっても!」
「・・・私も、気になる。
94:名無しNIPPER[saga]
2015/08/12(水) 01:32:59.74 ID:dTNveX7eo
この先、どんな詩が浮かんできたとしても。
二人ならきっと、隣同士──
95:名無しNIPPER[sage]
2015/08/12(水) 01:38:37.16 ID:dTNveX7eo
少し長くなりましたが、>>94で終わりです。
書こうと思った切っ掛けはTwitterの◯◯メーカーでしたが、
櫻子と向日葵が幼馴染ではなく、互いに大学生の時に初対面で出会ったら?
96:名無しNIPPER[sage]
2015/08/12(水) 02:02:51.23 ID:pXRXY1oSO
乙
97:名無しNIPPER[sage]
2015/08/12(水) 02:18:36.64 ID:xASj5+/AO
乙
98:名無しNIPPER[sage]
2015/08/12(水) 02:27:37.83 ID:bL+YeyGko
こういう穏やかで柔らかいさくひまひまさく好き
99:名無しNIPPER[sage]
2015/08/12(水) 06:28:11.34 ID:G/D87Rzko
乙です
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