過去ログ - 【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ 俺は・・・18だ!【忍殺】
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◆WolEwA02oI
[saga]
2015/08/16(日) 22:41:18.64 ID:e99PZGKo0
(背後を取られた程度でサラマンダー=サンは動揺する方じゃない!)
(きっとカウンターくらい軽く用意しているはずだ!)
チガサキはそう考え、牽制をする!
「イヤーッ!」
すると読み通りサラマンダーは半回転しながら裏拳を叩き込もうとしているではないか!
「イヤーッ!」
だが、サラマンダーの拳の先には・・・チガサキはいない!拳が来るかと思っていたが、カラテシャウトだけ!
(しまっ・・・!)
サラマンダーはカラテに関しては優秀過ぎたのだ。それを読まれた結果だ!
チガサキはサラマンダーの裏拳の回転と同じ方向に回り込んでいた!
「イヤーッ!」
そしてサラマンダーの背後から聞こえるカラテシャウト!
「グワーッ!」
サラマンダーの背後から5連撃が叩きこまれる!50のダメージ!
たまらずサラマンダーも前進した後振り返り、距離を取った!
「ほぅ・・・あの状態のサラマンダー=サン相手にここまで善戦するとは。流石インクストーン=サン」
VIP観客席で2者のイクサを眺めているニーズヘグ。
「じゃが・・・インクストーン=サンの強さ故に、サラマンダー=サンの全力を出させてしまうとはのぅ」
ニーズヘグはどこか懐かしむような目で、イクサ場を見ていた。
「・・・・・・流石だ。インクストーン=サン」
サラマンダーが静かな声でチガサキに告げる。
(変わった・・・!)
チガサキもアトモスフィアの変化を肌で感じた。
盛り上がっていた場内も、次第に静かになっていく。
「あの脳震盪のワザマエから回復し・・・あまつさえ俺のカラテを見越した上での攻撃。見事だ」
サラマンダーの烈火のような、傲慢なカラテが消えていく。
その言葉の色に配下や仲間を称えるような色は無い。
一人の対等に戦う戦士を称えるような言葉使いだ。
「俺も全力でいく。死ぬなよ」
チガサキは予想に反した言葉に僅かに驚いた。傲慢さが欠片もない。
その目は・・・グランドマスターとしてではなく、一人の戦士として目の前の強敵を倒すという強い意志が湛えられていた。
(恐らくこれからが全力のサラマンダー=サンだ・・・)
チガサキもひしひしとそのアトモスフィアを感じていた。
場内には静謐でありながらも凄まじいカラテが張り詰める!先ほどの比ではない!
チガサキとサラマンダーは互いに語らず、ツカツカとカラテ距離まで近づき、向かい合う。
「往くぞ」
「参ります」
最後の死闘の火蓋が切って落とされる!
【次回へ続く】
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