過去ログ - 【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ 俺は・・・18だ!【忍殺】
1- 20
789: ◆WolEwA02oI[saga]
2015/10/19(月) 20:46:01.46 ID:KqYoaLs70
チガサキの思考がフリーズする。だがトモヨはそれを許さない。

(!!!!!!!!!!!!)

チガサキはさらに衝撃に襲われる。トモヨの腕が背中の感触ごと数センチ下がったのだ。

背中に柔らかい感触が味あわせるように発生する。密着しているはずなのに柔らかい感触が、だ。

使っていたタオルは自分の視界の端にあるし、布の感触ではない。タオルではない。

トモヨの手はチガサキを背後から抱きしめるように繋がれている。スポンジでもない。

(まさか・・・)

チガサキは戦慄した。まさか後ろのいる弟子は一糸纏わぬ姿で自分を後ろから抱きしめているのか、と。

必死に否定しようとするが振り向けないこの状況下では否定にたる材料はなく、肯定する材料しかない。

チガサキは女性に近くありながら遠かった男だ。

溺愛した妹のせいで周りの女性がが萎縮し、チガサキほどの好青年が本来手に入れていたであろう機会の悉くを失っていたのだ。

そんな男が否応無しに【女性】を意識させられる。何が起きるか。

チガサキも男性だ。どれだけ鈍くともあるものはある。それが頭をもたげる。

だが男であると同時に師であり、上司であり、仲間だ。

先ほどより強い口調で、茶化す要素を消して再び口を開く。

「間違いがおきかねない」

「起こしてください」

返答は思考のフリーズさえ許さない残酷なものだった。

「ワタシで・・・間違いを起こして下さい」

背中の声は意を決するように同じことを強調して口にする。

もはや逃げられなかった。認めざるおえなかった。

背中の少女は間違いなく・・・誘っている。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/461.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice