過去ログ - 【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ 俺は・・・18だ!【忍殺】
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943: ◆WolEwA02oI[saga]
2015/10/22(木) 22:02:08.13 ID:hjAGLAHl0
GM「コネは書いてある通り夜は不可だよー。タテマエ上は終業してなきゃいけないしね」

GM「ウェイティング・フォー・マイニンジャでヤモトが絵馴染にいるけどこの日はまだいなさそうだね。原作で数日前〜ってあったし」
ーーーーーーーーーーーー

(絵馴染にでも顔を出すか・・・)

チガサキはぶらぶら歩きながらニチョーム方向へと進んでいった。


カラン・・・

絵馴染で来客を告げるベルが鳴る。

「ドーモ」

「ドーモ。インクストーン=サン」

ザクロは常連客めいてアイサツをする。

「聞いたワ。キョートでグランドマスターとやりあって後遺症を負わせたんですって」

「情報が早いな・・・。付け加えればそのグランドマスターはザイバツ内カラテ最強のニンジャだってことぐらいか」

「アマクダリの連中が盛り上がってたわよ。今は攻め時なんじゃないかって」

ザクロが挑発するように言う。

「ネオサイタマに俺がいる限りそれは無いな」

チガサキは余裕そうに取り繕う。だが内心は穏やかではなかった。

尊敬するグランドマスターの1人を遠まわしにコケにされたようなものだ。

「でも・・・アータ浮かない顔してるわね。何かあったの?」

「さすがザクロ=サン。そっちは情報が無くとも察することが出来るのか・・・」

「少し愚痴に付き合ってくれないか?」

「御代を支払えばね」

ザクロは洋酒の瓶を片手にウインクした。

チガサキはアルコールの力を借りながらぽつりぽつりと話していく。

ここにくるザイバツ構成員は見たことは無い。仮に居たとしても相手は商売人。口を滑らせることは無いだろう。

「・・・という訳なんだが」

話し終わるころには酔いはすっかり回っていた。

「アータはそのお弟子さんとこれからどういう関係を築いていけばいいのか分からなくなってるってことね」

「シンプルに言えばそうなる」

チガサキはザクロの言葉を肯定し、更にサケを呷った。

「アータはその子とどうありたいのかしらね」

「どうありたい・・・とは?」

「そのままの意味。師弟関係、過去にあった家族の惨劇、溺愛した妹さんと似ている・・・」

「そんな2次的要因をすべて排除して、その子とどうありたいのか。どうして行きたいのか をシンプルにするべきじゃないかしら」

「オマケが多すぎる気がするもの」

「オマケ・・・かぁ」

「ソ。向こうは待ってるって言ったみたいだけど、アータがそれに無理に応える必要もないのよ。心が無いのにそう接されるものほど辛い事は無いと思うわ」

「だから本当に彼女を一個人として見て、これからどうしたいのかをしっかり決めるべきだわ。それが告られた側の責任であるものね」

「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・参考になった。ありがとう。また暇なときにでも来るよ」

チガサキは長い間をおいてそう言うと、代金を置いて拠点へと帰還した。

資金―2万



「若いっていいわね・・・」

客の居なくなった絵馴染でザクロは呟いた。


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