過去ログ - 【安価・コンマ】ネオサイタマでニンジャライフ 俺は・・・18だ!【忍殺】
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967: ◆WolEwA02oI[saga]
2015/10/23(金) 21:47:19.23 ID:YmH7sF/x0
(余計なものを取っ払って・・・かぁ)

チガサキはザゼンを組み、ローカルコトダマ空間へとアクセスをする。


チガサキは目を開けると目的のローカルコトダマ空間が広がっていた。

ローカルコトダマ空間はチガサキ本人にとって最も居場所のいい場所でもある。

程よく広い12畳ほどの部屋。

床は良質なタタミが敷かれ、壁には「家族が大事」と書かれた自筆と思われるカケジクがある。

部屋の中央には囲炉裏があり、土瓶が火にかけられている。

囲炉裏の前には机が置かれ、数冊のカラテの指南書と向日葵がささった一輪挿しが主張するように置かれている。

違い棚にはいつも自分の部屋に飾っている今は亡き家族との集合写真が飾られている。

床には鍛錬用の重りが数個転がっており、部屋の隅をみれば木人トレーニング用の使い込まれた木人が置いてある。

何もおかしな所はない。

チガサキは机に頭を置くと、一輪挿しにささった向日葵を指で突っつく。

ローカルコトダマ空間において無意味なものは存在しない。存在するもの1つ1つが何らかの意味を持ち合わせているのだ。

(初めは・・・そうだな。不安に満ち溢れながらも芯がありそうな感じだったな)

チガサキは出会った当初を思い出す。

(それで・・・暫くは礼儀正しい・・・いや。硬い感じがしたな)

(もう暫くするともっとフレンドリーに接し始めて、これが素なのか なんて思ったっけ)

(更に交流を深めていくと甲斐甲斐しく・・・なったな。うん)

(恐らくこの辺から自分を兄のように見ていたんだろうな)

数々の思い出を時間の許す限り振り返っていく。

(・・・・・・余計なものを排除 してみたけど・・・いまいちしっくりこないな)

結局たどり着いた結論は 妹分 であった。

しかし何か引っかかる。その違和感の正体が掴めない。

(もう少し・・・もう少し整理してみよーーーーーーー


そこで意識は途切れ、目を開けると現実世界であった。

(時間切れか・・・)


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