25: ◆i2.pJBgDO.[saga]
2015/08/14(金) 16:47:11.68 ID:9XUzSbFIo
  
  驚いて視線を下ろすと、猫が立ち上がったところだった。 
  ふわあと大きなあくびを一つ。彼女はこちらに背を向けた。 
  
 「まあカラスはあんたなんか相手にしないだろうし、あとわたしの気が向いた時だけね」 
  
  ありがとうは言わなかった。 
  本当にびっくりしたのと、言う前に猫はもういなくなってしまったからだ。 
  
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