31: ◆i2.pJBgDO.[saga]
2015/08/14(金) 16:50:26.31 ID:9XUzSbFIo
  
  小鳥のおもちゃをくちばしの先でいじりながらモモは言った。 
  
 「でもそれで苦労したことはないよ。案外うまくやっていける。猫さんとの会話にも困らないし心配しないで」 
 「別に心配してないよ」 
  
  猫が呆れたように言った。 
  
 「あんた全然不幸そうには見えないもの」 
 「だって全然不幸じゃないし」 
  
  モモは顔を上げて胸を張った。そのことについては自信があった。 
  猫が小さく笑った。 
  
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