過去ログ - インコ、網戸、それから猫
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51: ◆i2.pJBgDO.[saga]
2015/08/14(金) 18:46:18.63 ID:9XUzSbFIo

「彼女は子供と別れて忘れられることを恐れていた」

 モモは続けた。

「でもそれだけ強く記憶に残してくれているのなら安心するんじゃないかな」
「……どういう意味だよ」

 猫がうつむいてうめいた。
 はたとモモは気づいた。
 自分は何か大事なことを言った気がするけれど、それがいったい何なのかわからなかったのだ。

「ごめん、わからない」



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