9: ◆i2.pJBgDO.[saga]
2015/08/13(木) 22:08:30.09 ID:SYGMyPD1o
なあんだ! モモはすっかり安心した。それなら怖がることなかったね!
「わたしと友達になってくれる?」
「いいよ!」
モモはかごを飛び出して、急いで網戸に走り寄った。
「友達になろう!」
そして網戸まであと少し、というところで思い出したのだった。
テレビでは猫が鳥を襲っていたことを。
ぴたり、とモモが足を止めると、猫が不思議そうに聞いてきた。
「どうしたの?」
「ごめん、やっぱり猫は怖いや」
モモの答えに猫は大声を上げた。
「なんで! もう少しだったのに!」
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