過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/08/30(日) 23:01:58.04 ID:G+niSgN10
「三浦、お前ぇッ!」
「そうだよ、これがライダーバトルだ」
「平塚、先生……」
「違う、今の私は、仮面ライダーゾルダだ。……ライダー同士は共存できないんだよ、お前ら
のように仲良しごっこでつるんでる方がおかしい」
「へぇ、あんた平塚だったんだ……」
「今言っただろう?今の私は」
「ライダーバトルに教師はいらないんだよっ!」
手にした剣で突如王蛇がゾルダに襲いかかる。
ゾルダは手に持った銃で受け止めようとしたが、
「キィン!」
それを止めたのは、仮面ライダーナイト、雪ノ下雪乃だった。
そしてそのまま王蛇に一突きを浴びせ、一瞬油断したゾルダに同様の攻撃を仕掛ける。
「そうね。あなた達の言う通りよ。なら、当然自分がやられる覚悟もあるのでしょうねっ!」
「はっ、おもしろい。やってやろ……って、時間切れか」
王蛇の体から、小さな粒子のようなものがこぼれおち始める。
ミラーワールドにいられる時間には制限がある。
この現象が始まったら、急いで現実世界に戻るべきなのだ。
そういう俺の体にも、同様の現象が起き始めた。
「あんたもあーしがぶっ殺してやるよ」
「では、私もこれで。次に会うときは、先生と生徒の関係だ。仲よくしてくれたまえ」
どの口が、そんなことをっ……。
言い残して、彼女達はこの世界を去って行った。俺達は誰も何も言わず、黙ってもとの世界へ
と帰還した。
「材木座……」
俺の目からぼろぼろと涙がこぼれおちる。
最初は体育の時間にペアを組むだけだった。
それから、あいつのラノベの相談などを通じて、少しずつ一緒に過ごすようになった。
お気に入りのぼっち飯プレイスにあいつが乱入してきた時は腹を立てたものだが、だが、それ
でも少しだけうれしかった。
あいつはもう、戻ってこない。
ニ度とその姿を見ることはできないのだ。
「くっっ、うっっ……」
膝をついてその場に崩れ落ちる。
そんな俺の肩を、不意に後ろから肩をたたかれた。
「……どうしたの、八幡?」
「鶴見、か……?」
「留美でいい」
「そ、か……。悲しいことが、あってな」
「そうなんだ。泣きたいときは、思いっきり泣くといい」
「ハハ、まさか幼女に慰められる日が来るなんてな……」
「子供扱いしないで」
「悪い。お前は、どうしてこんな所に……?」
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