過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/13(日) 23:08:44.58 ID:7YfIX9WR0
ていうか、俺の能力以前にこいつの説明能力が低すぎる気が……。
「それにここ、人数も間違ってるよ」
「由比ヶ浜に指導されると言うのは、堪える物があるな……」
「なんだと!?いいから早くやる!」
まじめにやっている生徒がいると言うのは執行部にも励みになるのか、今日はずいぶんいい雰
囲気が流れていた。
そして、その空間を引き裂くように、扉を開く無機質な音がした。
「遅れてごめんなさーい。あ、葉山君こっちにいたんだー」
文実を滅茶苦茶にした元凶、相模がやってきた。
いつもの二人のお供を従えて、久しぶりの登場だった。
「相模さん、ここに決裁印を。不備は無いと思うわ。こちらで直しておいたから」
「そう?ありがとー」
葉山との会話を邪魔されたからかいきなり仕事の話をされたからか、相模はしばし無表情でい
たが、すぐに取り繕うと笑顔で書類を受け取った。
ろくに確認もせずに相模はハンコを押していく。
「ほらヒッキー、速くやってよ」
由比ヶ浜が俺の目の前でポンと手を叩く。
「そもそも俺の仕事じゃないんだけどな……」
だが、それを由比ヶ浜に言ってもどうにもならない。
これ、相模の仕事だったんだけどな……。
「ヒッキー、手止まってるよ。ほら、急いで」
「下校時刻まで後二十分……」
雪ノ下と由比ヶ浜にそろってせかされる。
「まぁ、クラスの方出れてないから多少手間取るのは仕方ないよな」
葉山が俺をフォローするが、お前それここに雪ノ下がいるからだよね?
「うち、実行委員長だから―。任せちゃう部分もあるけどよろしくねー」
相模が汚い声で俺に言う。
「……ああ、そういえばお前実行委員長だったのか。全然仕事やって無いから気付かなかった
わ」
「はぁ?今あんたなんて?」
「その通りだろうが。テメェがやった仕事、いくつあるんだよ」
「……っ!お前みたいなやつが、私に意見するなっ!」
怒った相模がそういうと同時、鏡からサメのモンスターが出現した。
こいつが、雪ノ下を襲った犯人だったのか。
「ドラグレッダーッ!」
現れた炎の龍が敵の攻撃を阻止する。
「グガァァアーッ!」
「……あんたもライダーだったのか。だったら、潰すっ!」
「お前のせいで、文実も俺らもめちゃくちゃだ。そのむくいは、受けてもらうぞ」
「「変身!」」
相模南には思うところが多々ある。
こいつのせいで雪ノ下は苦しんだ。
文実は空中分解し、俺は毎日仕事に追われている。
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