過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/13(日) 23:19:49.23 ID:7YfIX9WR0
「「Swword Vent」」
聞き慣れた俺の召喚機と、それをいくらか下げたような気味の悪い音が響き渡る。
武器の形状もそっくりそのままだ。違うのはその色だけだ。
「「はぁぁぁああっっ!」」
炎と漆黒の剣が交差する。
その力量もまさに互角。
しばし拮抗した後、リュウガが俺の腹部に拳を入れてきた。
「ちっ……これでどうだ!」
「Strike Vent」
炎玉を放射する。
「Guard Vent」
リュウガは盾を使った防御と回避を駆使して、見事にそれを防ぐ。
「今度はこちらから行かせてもらおう」
「Strike Vent」
「Guard Vent」
俺も盾を呼び出す。
さながら、直前の光景の焼きまわしだ。
しかし、俺も無事耐えて見せた。
「Advent」
直前にリュウガがカードデッキに手を伸ばしていなかっただろうか、俺は迂闊にもその音声を
聞き逃してしまった。
俺は背中から黒龍の口にくわえられて、そのまま地面に打ち付けられたまま引きずられる。
「がぁぁあぁああああっっ!」
致命傷と言えるダメージだった。
「くっ……なんで……」
「ハッ、簡単だろ。俺はストライクベントで武器を呼び出した後、攻撃前にアドベントカード
を入れてたのさ。ネタばらししてやったんだ、これで満足して消えてくれるなぁ!」
「まだに、決まってんだろっ!」
「Survive」
「チッ、虎の子の一枚か」
俺の体を灼熱が包む。
瞬間、痛みが引いていく。これが変身解除後に体を壊す原因なんだよな……。
だが、考えるべきは「今」を生き延びることだ。
「サバイブを使ったからと言って、俺に勝てると思うなぁっ!」
「Final Vent」
リュウガの周囲を黒龍『ドラグブラッカ―』がぐるぐると駆け昇っていく。
それに対応するように、リュウガの体も浮いていく。
禍々しい瘴気が周囲にまき散らされる。
「Final Vent」
ドラグレッダーが現れ、装甲をパージしてドラグランザーとなる。
その背に乗り、俺も必殺の態勢に入る。
「ダークドラゴンライダーキック!」
「ドラグトームファイヤーッ!」
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