過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
2015/08/13(木) 23:33:12.50 ID:nI+I1Fa10
俺達二人は鏡の前に立つ。
雪ノ下が、バックルを前にかざす、すると、鏡の中からベルトが出現し、彼女の腰に巻き
つく。
「ミラーワールドに行く時はこうするの。まぁ、あなたは今日で行くのが最後でしょうけ
どね」
「変身!」
バックルをベルトに入れると、彼女の姿は雪ノ下雪乃から、仮面ライダーナイトへと変わ
った。
「まっているわ」
そう言い残して、彼女は鏡の中に入って行った。
「くそ!やるしかないのか!」
バックれたいが、あんな化け物にしょっちゅう襲われてはやってられない。それに、家で
襲われたら家族にも危険が及ぶ。
小町への危害は絶対に許さない。
雪ノ下がしたように、俺もバックルをかざす。
「変身!」
俺は再び、謎の世界へと入って行った。
「来たのね。しっぽを巻いて逃げると思っていたのに。
「あんなふうに脅されちゃあかなわんだろうが。こんなバカなこと、俺が止めてやる」
「戦いを止めるために戦うライダー、ね。馬鹿なのかしら」
「馬鹿はそっちだろうが。テメェにどんな願いがあろうと、絶対止めてやるからな。こん
なこと、認めてたまるか」
「なら、あなたは勝っても私を殺さないのかしら?」
「悪いかよ」
「ふん、お人よしね。そんなことを言ったら私が手加減するとでも思っているのかしら?
だとすれば甘すぎると言わざるを得ないわね」
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