過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 13:16:29.95 ID:AuVSUEXb0
「ザヨゴォォォォッッ!」
「その意気です橘さん!」
いや、その意気ですじゃねぇよ……。
「この距離ならバリアは張れないな!」
そう言って、橘と呼ばれた男が俺の頭に手で銃の形を作って押し付けてきた。
「俺は全てを失った。信じるべき正義も、組織も……愛する者も、何もかも……だから最後に
残った物だけは……失いたくはない!二郎の、ラーメンだけはっ!」
「最後に残ったのがラーメンだったのね……」
雪ノ下が憐れむような眼をしていた。
「統制者が言っている。アンデッドを二体確認、バトルファイトを再開しろ、と」
「二体の、アンデッド……?」
始という男と剣崎という男が会話を始める。
「ああ、ヒューマンアンデッドと、ラーメンアンデッドだ」
「ラーメンアンデッド……」
「四枚のカテゴリーキングがそろった時に現れる、伝説のアンデッド……」
「それフォーティーン……」
「黙れ剣崎」
「ウェイ……」
「だが今俺は、戦わなくていいと思っている」
「ラーメンがそこにあるんだ!倒すしかないだろ!」
「剣崎、俺は思った。きっとこの二つのアンデッドは共存できる。それが、それこそが運命な
んだ……」
「もし、もしそれが運命だというのなら……俺は運命と戦う!そして、勝ってみせる!」
「それが、お前の答か……」
「ああ……さぁお前ら、ラーメンを食うんだ」
「すいません、もう食べれないです……」
「俺も……」
「なんという根性無し……所長!烏丸所長!何とか言ってください!」
「確かにわたしのラーメンは多すぎたかもしれない。だがわたしは謝らない!それが君達の為
になると信じてるからだ!」
「その通りだ!この大量のラーメンこそが、ラーメン二郎の、いや、BOARDの誇りだ!」
「確かに、残したのは悪かったですけど……ならどうすればいいんです?」
火野先生が穏やかな口調で聞くと、剣崎という男が答える。
「ラーメン二郎の鉄の掟!残した者は土下座!」
「……あなた、頭がおかしいんじゃないの?確かに食べ物を残すことはよくないことだわ。で
も、だからといって土下座を強要するなんて筋が通ってないわ!」
……キュアマーチ?
「な、なんだと!もう許せない!変身!」
「Change」
その音が響き渡ると同時、剣崎の体に変化が起きる。青と銀の金属質の体。
見まがいようもない、仮面ライダーだ。
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