過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
1- 20
250:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:29:49.65 ID:AuVSUEXb0
幼子のような弱々しい声で呟き、彼女は俺の先を歩いていった。

視界から由比ヶ浜が消えたことを確認した俺は、その場に膝をついた。

心に負担がかかることが立て続けに起きすぎている。

「ほんと、どうすりゃよかったんだろうな……」

と、その時、不快な音が頭に鳴り響く。

モンスター襲来の合図だ。

「……ありがたい」

モンスターにならどれだけ当たっても問題ないはずだ。

今は、こうやって呆けているのが一番嫌だ。

「変身!」

ミラーワールドで俺を待っていたのは、先日と同種の、三匹の猪型モンスターだった。

「いくぞ」

「Sword Vent」

「らぁぁっ!」

一匹の右腕に攻撃が当たると、横から突進を喰らわされる。

「クソが……」

「Strike Vent」

龍頭の武器を振り回し、炎を撒き散らす。

だが、イマイチ聞いていないようだ。

「グルァァッ!」

再び突進を喰らい、体が宙を浮く。

「このままじゃラチがあかねぇ」

俺の体を美しい炎が包む。

「Survive」

「一気に終わらせる」

「Final Vent」

ドラグランザーに飛び乗り、猪たちを焼き、轢き殺す。

爆発が起き、必殺技を使ったことにより、俺は通常体へと戻る。

ドラグレッダーが三つのエネルギー球を取り込もうとしたその時、突如として現れたサイとコ

ブラのモンスターによってそれを横取りされた。

「なっ……」

「ヒキオー、随分なめたまねしてくれたじゃん、余計なことはしないんじゃなかったの?ま、

それをなしにしても、あーしずっとあんたのこと殺したかったんだよね」

そう言って、王蛇は俺に襲いかかってきた。

「テメェなんかに!」

「Sword Vent」

剣と剣とがぶつかる。

だが、こちらは戦闘終わりで、さらにサバイブ使用直後であるため、持つ力全てを出すことが

できない。

明らかに押されている。

「オラッ、こいつもくらいな!」

「Strike Vent」

右手に自らの剣、左手に材木座のメタルホーンを持ち、三浦の攻撃はさらに苛烈さを極めた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
635Res/1285.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice