過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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256:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:33:58.53 ID:AuVSUEXb0
『本当に誠意があるのなら、どこでだって土下座できるはずだ、それが肉焦がし、血を焼く、

鉄板の上でも!』だったかな〜。あははははっ!」

そう言って陽乃は、俺の頭の上にその足を置いた。

そしてそのままグリグリと踏みつける。

「あ〜あ、ハイヒールでも持ってくればよかったよ〜。あはは、なんかあれみたいだね、SM

プレイ?」

上からかかる力は更に強さを増す。

「よいしょっと!」

追い打ちをかけるように頭を蹴りつけられる。

俺は何をされても決して声を出さなかった。それは、惨めな俺に出来る最後の抵抗いだった。

「あはは、もう頭上げていいよ〜。いやー、楽しかった〜」

「「……」」

「二人とも顔怖〜い、私はお友達の命を助けてあげる恩人だっていうのにさ〜」

「……もういいだろ」

「そうだね、それじゃ……変身」

そう言って陽乃はオーディンへと変身を遂げた。

それと同時に吹き荒れた激しい風が俺達を壁に打ち付ける。

「あ、ごめんね〜。注意するように言っとけばよかったね」

「……早く始めなさい」

「はいはいっと。じゃぁ、行くよ」

「Time Vent」

空間が、光で満たされる。

その眩しさに思わず閉じた瞼を再び開けた時、

彼女はそこにいた。

「由比ケ「由比ヶ浜さん!」」

俺の言葉をさえぎった雪ノ下が、由比ヶ浜を抱きしめる。

しかし、少し違和感がある。

由比ヶ浜は先程からその目を開けもしなければ、雪ノ下を抱きしめ返すこともしない。

「もぉ〜、気が早いよ、雪乃ちゃん」

「……これはどういうこと?」

「それを今から説明するからさ。はい、これ」

そう言って俺に砂時計を渡してきた。

「これが、ガハマちゃんの残りの寿命だよ」

……どういうことだ?

「一度は死んだ存在だからね、その命を維持するにはたくさんのエネルギーが必要になるんだ

よ。これをひっくり返して、全部砂が落ちちゃったらその時ガハマちゃんは死んで、二度と生

き返ることはない」



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