過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 13:36:53.35 ID:AuVSUEXb0
あの様子だと、三浦はタイガが葉山だということは知らないようだ。
「こんなとこで、終われっか」
満身創痍ながらも、隙を見つけて三浦はミラーワールドから離脱した。
「……お前、なんでここに」
俺の問いかけなど一切無視して、葉山もミラーワールドを去った。
「雪ノ下、大丈夫か?」
「愚問だわ」
「とりあえず、戻るぞ」
「ええ」
「……しかし、参ったな。まさか、契約のカードを三枚も持ってたとは……」
「私達も人のことを言えた立場ではないでしょうけど、契約のカード三枚に武器略奪のカード
……優遇され過ぎだわ」
「まぁ、言っても始まんねぇな。この上あいつがリュウガみたいにサバイブのカードを手に入
れたら……」
「やめてくれるかしら、フラグが立ってしまうわ」
「……」
「どうかした?」
「いや、お前がそんな言葉を使うなんて、驚きだと思ってな」
「あなたが読んでいた、ライトノベル、だったかしら?少しだけ、読んでみたのよ。あまり肌
に合いそうにはなかったけれど」
「そうか」
「何を笑っているの?気持ち悪いわ」
「仮面があるんだからんなことわかるわけないだろうが……」
雪ノ下雪乃が、俺と共通の話題を持つ為、慣れない物に手を出してくれた。
その事実が、無性に俺を嬉しくさせた。
……自意識過剰とかじゃ、ないよな?
「明日、十時にららぽ前集合だから。遅れるなよ?」
「わかってるわ……また明日」
「ああ、また、明日」
きっと、俺と彼女はもっと近づけるはずだ。そんな未来の為にも、俺は生き残る覚悟を新たに
した。
奉仕部三人で出かけた翌日の教室。
え?昨日の感想?由比ヶ浜さんと雪ノ下さんがとっても仲好く百合百合していました。
まる。
「はろはろ〜、比企谷君」
俺に話しかけてきたのは、海老名姫菜だ。
「……何だ」
正直言って、話したくない相手である。
「これ、この前のお礼」
そう言って彼女は、ハート型の紙に包装された何かを手渡してきた。
何?この前の告白を真に受けちゃったの?俺のことが好きなの?
まぁそんなことが俺と彼女の間で成立するはずもないのだが。
「開けてみて」
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