過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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28:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/15(土) 22:00:31.26 ID:SnglK6U90
「遅い」

開口一番、雪ノ下が放った言葉がそれだった。

俺の手からいちごミルクをひったくる。この野郎……。

「おい、二百円」

「は?」

「お前自然に踏み倒す気かよ」

「これは百円だったと思うけれど」

「やられたらやり返す!倍返し!だろ?」

「はぁ……。みみっちい男ね」

そう言って雪ノ下は俺に百円玉を渡す。どうやらパシった分の料金はくれないらしい。ま

ぁ冗談だったからいいんだけど。

俺の手に残ったのはマックスコーヒーとスポーツドリンク。

それが誰の為のものなのか由比ヶ浜も気づいたらしい。

俺は黙ってカフェオレを由比ヶ浜に渡す。

「はい」

由比ヶ浜は俺に百円を差し出す。

「ああ、別にいいよ」

「そ、そういうわけにはっ!」

雪ノ下はともかく、由比ヶ浜の文は俺が勝手に買ってきたものだ。その分の金をもらうわ

けにはいかない。

かたくなに金を渡そうとする由比ヶ浜だったが、俺が雪ノ下の方に歩いて行くのを見てあ

きらめたらしい。

「……ありがとう」

小さな声で笑うと、由比ヶ浜は微笑んだ。俺史最高の感謝の言葉だった。

満足して、俺は雪ノ下に話しかける。

「話は終わったのか?」

「ええ、あなたがいないおかげでスムーズに話が進んだわ。ありがとう」

俺史最低の感謝の言葉だった。




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