過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 13:49:37.99 ID:AuVSUEXb0
らしくもないことを考えていたその時、
後方から突然声をかけられた。
振り返らずともわかる。
「一色か」
「問題、うまく解決してくれそうですね」
「由比ヶ浜にでも聞いたのか?」
「はい、それで、これはそのお礼です」
突如、一色は俺の背中に抱きついてきた。
そしてそのまま、腕を回す。
なまめかしい動きをする彼女の腕が俺の体をまさぐる。
「……くくっ」
「こんな時に笑うとか、ドン引きですよ?」
「そんなとこには入ってないぜ?」
「?なんのことですか?」
勢いよく彼女を振り払う。
その衝撃で一色は体勢を崩して転倒する。
「女子に恥をかかせるとか、最低です」
「そういう芝居はいらないんだよ、オルタナティブ」
「ッッ……わかってたんですか」
「薄々とな、確信したのはついさっきだが」
言って俺はカードデッキをかざす。
「物騒ですねぇ」
「最初に仕掛けてきたのはお前だろ?つーか、お前の為に動いてやってたんだから少しは自重
しろっての」
「それとこれとは話が別ですよ。それに、その件に関しては今ので貸し借り無しってことで」
「俺はお前みたいな清楚系ビッチが一番嫌いなんだよ」
「人をビッチ呼ばわりとは……失礼ですね」
「ま、御託はいい。始めよう」
「うーん……当てが外れましたね。先輩は好戦派ではないと思っていたんですが」
「ま、人には色々あるってことだ……変身!」
「やるしかない、か……変身」
「「Sword Vent」」
「やぁっ!」
俺の剣が一色の腕をかすめる。
数号合わせてわかったが、まともに戦えばサバイブ体にならずともこいつは俺よりも弱い。
「っ……やはりカードが少ないですね」
苦々しげにつぶやき、彼女はデッキから一枚のカードを取り出す。
彼女が所持しているのは、ソードベント、アクセルベント、アドベントにファイナルベントの
四枚だけだろう。
他にあるのなら、先からの戦いで使っていないことにいささか疑問を感じる。
あいつはこれまで、重要な場面でアクセルベントを使ってきた。
ならばここで奴が使うのは……
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