過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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290:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:51:00.52 ID:AuVSUEXb0
突如ゾルダの背後に現れた三浦優美子、仮面ライダー王蛇がメタルホーンでゾルダの背を突く。

「くっ……きさま、いつから」

「んなことどうでもいいっしょ。あーし、あんたが気に入らないんだよ。消えろっ!」

「っ……」

遠距離戦にはめっぽう強いゾルダだが、近距離戦は苦手らしく、先程から王蛇に押されっぱな

しだ。

「ほらほら、どうした!」

「調子に乗るなよ、小娘!」

「Shoot Vent」

先程まで手にしていた大砲とは違い、肩に装備するキャノン砲を呼び出す。

そして超至近距離からそれを発射した。

流石の三浦もこの距離では回避は叶わない。

「がぁぁっ!……よくもっ!」

勇ましく再び接近する王蛇だが、ゾルダがキャノンを連射するので、やむなしと見てか後退を

始めた。

ゾルダは逃がすまじとキャノンを打ち続ける。

と、その時俺の体から砂が落ち始めた。

これ以上の長居は不可能だ。

二人の戦う様子を見ながら、俺はミラーワールドを後にした。

その翌日。

学校で三浦も平塚の姿も確認したので、昨日決着がつくことはなかったらしい。

そのことにがっかりしている自分に気付き、人の死を願うようになってしまったことに嫌気が
差す。

それでも俺は、もはや立ち止まることはできない。

そんな段階は、とうの昔に過ぎ去ってしまったのだ。

「うーっす」

「こんにちは、比企谷君」

「やっはろー!」

「雪ノ下、お前選挙の届け出いつするんだ?」

「それならもうすませたわ」

「応援演説はあたしがやるんだよ!」

「……不安しかわかないんだが……」

「どういう意味だし!」

「それでも目が腐った男にやらせるよりは幾分ましでしょう?」

「そうそう!って、ゆきのんもなんか馬鹿にしてない!?」

「つーかお前、俺ら以外に友達いないのかよ……」

「わかりきったことを聞かないでほしいわね」

「何でちょっと誇らしげに言うんだよ……」

「まぁそれはそれとして、これで一色さんの問題は解決ね」

「ほえ?一色さんって誰?」

「え……?」

「あー……雪ノ下、ちょっといいか?」

「……いいえ、もう結構よ。今ので、わかったから」



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