過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/09/29(火) 13:53:39.58 ID:AuVSUEXb0
「うぅっ……あたしもゆきのんのこと大好き!」
「私は演説の話をしているのだけど……」
「ゆっきのーん!」
しかし由比ヶ浜は聞く耳持たない。
「まったく……敵わないわね」
その時、校内放送前のベルが鳴った。
「本日行われた生徒会長選挙の結果をお伝えします。信任に投票することを選んだ人が過半数
を超えたので、雪ノ下雪乃さんが新たな生徒会長となります」
その放送が終わると、校内のあちこちから拍手が起こった。
「おめでとさん」
「やったねゆきのん!」
「ええ、これからもよろしくね、由比ヶ浜さん」
あれれ―?僕は―?
「お茶汲み、よろしくね」
んのアマ……。
「何?俺の仕事はお茶汲みで確定なの?」
案外楽そうだな。お茶汲み万歳!
「あはは、おめでとー!」
笑顔が満ちた教室に、絶対に聞きたくない魔王の声がこだまする。
「雪ノ下……陽乃ぉっ!」
「何をしに来たのかしら……」
「もぉ、そんな怖い顔しないでよー。大事なお知らせをしに来たんだよ」
そう言うと陽乃は、ちらりと由比ヶ浜の方を見る。
「由比ヶ浜さん……すこし、席をはずしてくれないかしら」
「ゆきのん……」
由比ヶ浜は心配そうな表情で雪ノ下の顔を覗き込む。
「何も心配することはないわ。だから……ね?」
「わかった。ゆきのんがそう言うなら……ヒッキー、ゆきのんのこと、守ってあげてね」
「……ああ、任せろ」
俺がそう言うと、陽乃はプッと笑った。
「あはは、君がそんなこと言うなんてねぇ。お姉さん驚きだよ」
「お前が俺の何を知ってるんだ?」
「知ってるよ?私はなんでも知ってるから」
彼女がそう言うと冗談に聞こえないから性質が悪い。
由比ヶ浜が教室を出たのを確認すると、陽乃は再び口を開いた。
「ライダーバトルは長引きすぎた……これから一週間以内に終わらせる」
「んなっ……」
「っ……由比ヶ浜さんは、どうなるの!」
柄にもなく雪ノ下が声を荒げる。
「もちろん、エネルギー供給が無くなるから死んじゃうよ?」
何でもないことのように、さらりと言ってのけた。
「テメェ……」
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