過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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297:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/09/29(火) 13:55:02.48 ID:AuVSUEXb0
「Strike Vent」

広範囲を攻撃できる炎で敵を焼きつくす。

「Advent」

ドラグレッダーも呼んで攻撃を加えるが、まだ数は多い。

と、その時だ。

何体かの敵モンスターがその動きを止めた。

……何だ?

「よくわからないけど、今のうちに倒しましょう!」

「了解!」

剣で無防備なモンスターを切り裂こうとしたその時、モンスターの体にひびが入り、中から水

色の不気味なモンスターが出現した。

先程までの姿をヤゴだとするなら、今は翼が生えきる前のトンボのようだ。

「ッッ、速いっ!」

反応できないほどではないが、先程より明らかに移動速度が上がっている。

小さく舌打ちをつくと、残りの白モンスター達も動きを止める。

「こいつらまた……」

切りかかろうとした俺の剣を、成長したモンスター達が複数で止める。

「邪魔だっ!」

が、攻撃が当たらず、なかなか数を減らせない。

そうこうしているうちに残りも全て成長体へとなってしまった。

「仕方ない……比企谷君、サバイブよ!」

俺達が切り札のカードをスキャンしようとしたその時、バイクの音が聞こえてきた。

その色は黒。

城廻めぐりが変身するオルタナティブ・ゼロだ。

その攻撃をまともに食らい、多数のモンスターが爆破する。

「城廻……なんで」

「私は、人を守る為にライダーになった。だから……ライダーを守っていい!」

こいつ……。

「すまん!恩にきる!こいつらを倒すの手伝ってくれ!」

「わかった!」

「二人とも、耳をふさいで!」

「Nasty Vent」

言うや否や、雪ノ下は超音波攻撃を放つ。

「今よ!」

「「Sword Vent」」

それぞれ剣を手にした俺達三人は、一斉にきりかかる。

敵を倒したことによる爆発がひっきりなしに起こる。

「雪ノ下、決めるぞ!」

「了解!」

「「Final Vent」」

必殺の一撃で、周囲の敵をなぎ払う。

これで大方つぶしたはずだ。

その油断がいけなかったのだろう、俺達は戦場に響く死神の足音に気付けなかった。


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