過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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3:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN
2015/08/13(木) 23:08:38.66 ID:nI+I1Fa10
「高校生活を振り返って」という作文の課題に対して以上の物を提出した俺こと比企谷八

幡は、職員室で説教を受けていた。

「なぁ、比企谷。私が君たちに出した課題は何だったかな?」

現代文担当の教師平塚静が俺に詰問する。

「……はぁ、高校生活を振り返って、だったと思いますが」

「それで、どうしてこんなものが出来上がるんだ?」

「どうしてといいましてもね……俺は素直に思った事を書いただけですよ?」

「君は素直になると犯行声明を書いてしまうのか?」

静がため息をつく。

「犯行声明って……ずいぶん物騒なことを言いますね」

「物騒なことを書いたのは君なんだがな。……君の眼は腐った魚のような目をしているな」

なんでいきなり俺の眼の話になるの?今までの流れとまったく関係ねぇだろ。

「そんなにDHA豊富そうに見えますか?賢そうですね」

ぴくっ、と、静のこめかみに青筋が現れる。

おーこわ、怒りっぽい人だなぁ。

「比企谷、一応言い訳くらいは聞いてやる」

「言い訳、ね。その時点で俺の意見を認める気がないじゃないですか。そんな人に言うことはありませんよ」

「ほう、言うじゃないか。だがこういうときは普通、自分のことを省みると思うのだがな」

「普通、ね。嫌いなんですよその言葉。俺いっつも集団からはじかれるような人間なんで」

「屁理屈を言うな、小僧」

「小僧って……そりゃあなたの歳からしたらゴフゥッッ!」

腹パンされた。なんだこいつ……。

「何すんすか……」

「言葉では伝えられないこともあるだろう」

「あんた国語教師だろうが。早々に言葉の力をあきらめてんじゃねぇよ」

「ふっ、国語教師だからこそさ。言葉にはできることとできないことがあると知っている」

「わかりましたよ、書き直せばいいんでしょう書きなおせば」

「当たり前だ。それと比企谷、きみに質問がある」



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