過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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44:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 23:00:38.23 ID:lyWeeGpg0
「……ああ、そうだな」

「おーい、かおりー!」

店の入り口から、周りの迷惑を考えないような大声が聞こえる。

「あ、おーい」

折本がそういうと、俺の席に一人の女子と二人の男子が寄ってきた。

男の一人には、見覚えがある。確か、俺の中学でバスケ部のキャプテンをやってたやつだ。永

山、だったか。

「あれ?比企谷じゃね?うっわー、うけるわー!」

何が面白いんだ?俺の存在がかよ。

「え?これが噂のキモ谷君?うっわー、わかるー」

……。何故初対面の女子からキモイといわれなあかんのだ。こいつら、高校でも俺を笑い物に

していたのか。

「ははっ、そういえばさ、比企谷って中学ん時、かおりに告ったよなー。あれ笑ったわー!ち

ょっと優しくされただけで勘違いするとか、脳内めでたすぎンだろ」

「……昔のことだ。自分でも馬鹿だったと思うよ」

「あれ、クラス中の奴らが知ってただろ?ごめんなー、あれ俺が言ったんだわ。あん時からお

れたち付き合っててさー。面白半分でさー。でもま、自分の彼女が告白されたってんだから穏

やかじゃねーよな。まぁ比企谷にはとられるなんて思わないけどさー」

「そうだな」

右手で契約モンスター、ドラグレッダーのカードを強く握りしめる。意思をしっかり持ってい

ないと、今すぐにでもこいつらを襲わせそうになる。

「しっかし比企谷お前……うおっ!?」

鏡の中から突如出てきた何かに、永山が吹き飛ばされる。

あれは……あのモンスターは、雪ノ下の、モンスターだ。

永山はさっきの衝撃で体を思い切りテーブルに体をぶつけた。

窓の外を見ると、雪ノ下雪乃と由比ヶ浜結衣が、こちらを見つめていた。

あいつらには、見られたくなかったな。

こんなところを。むかしの俺の、残像を。

茫然としている俺を置いて、彼女たちは店の中に入ってきた。

「うわ、何あの二人。すごく綺麗」

折本の連れの女子が感嘆の声を挙げる。

彼等は、何が何だか分からないといった様子だ。



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