過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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53:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 23:06:35.72 ID:lyWeeGpg0
「ありがとな、雪ノ下」

「……。戻るわよ。由比ヶ浜さんが待ってるわ」

「ああ」

「ゆきのん!ヒッキー!そっか、終わったん、だね」

「ああ、いろいろと心配かけたみたいで悪かったな」

「ううん、気にしないで」

「今日は、少し疲れた。俺、帰るわ。また、部活でな」

「ええ、さようなら」

「……ちょっと、待って」

「どうした?」

「ヒッキーは、昔に、決着をつけたんだよね」

「ん?あ、ああ。そうだな。そうなるんだろうな」

「そう、だよね。……私も」

「は?」

「私も、けじめをつけるよ」

なに言ってんだ、こいつ。さっぱり話が読めない。けじめって何だ。指でも切るつもりかよ。

「私、ヒッキーに言わなきゃいけないことがあるの」

「なんだ?」

「ねぇ、ヒッキー、入学式の日のこと、覚えてる?」

入学式……だと?

「キャン!キャンキャン!」

その日俺は、新たな生活に胸を躍らせ、本来よりも一時間早く家を出た。

それが運のつきだったのかもしれない。

どこかのバカな飼い主が犬のリードを放し、その犬が道に出た。

そこに運悪くいかにも金持ちが乗ってそうな黒いリムジンが襲来。その犬の窮地を、俺がその

身を呈して守ったのだ。

そして俺はしょっぱなから三週間の入院。入学ぼっちが確定した瞬間である。

「いや、俺入学式でてねぇんだわ。その日は交通事故にあってな」

「ごめんなさい」

「は?」

「ヒッキーが助けた犬の飼い主って、私なの」

「……」

「ごめんなさい。本当は、もっと早く言わなきゃいけなかったのに、どんどん言いづらくなっ

て……」




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