過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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533:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/10/02(金) 22:47:56.03 ID:gPOyzYSQ0
<キリト>
比企谷たち、新たなライダーの存在には驚かされた。

別世界から来たという話は信じがたいが、少なくとも敵では無い。

正直、助かる。

さっき戦ったエンペラーキリコ達。

俺一人で勝てたかどうかは怪しい。

仮に勝っていたとしても、多くの犠牲を出した上でのものとなったはずだ。

そんなことを考えながら、早速新しい階層を探索する。

皆が来る前に、取れる分はアイテムをとっておきたい。

いくら個の力が強くても、ソロでの冒険は効率が悪い。

ダンジョンをある程度探索し、町へと戻る。

自分のコンディションはしっかり管理しておかなくてはいけない。

フォローしてくれる仲間はいないのだから。

こういった部分も、ソロの弱い所だろう。

値段はあまり気にせず、しっかり休める宿を選ぶ。

装備の整備くらいにしか使わないので、金だけならある程度はある。

「……」

まだまだ先は長い。

これから先のボスも、今日のように強力なのだろうか。

これまでにも、特定の階層に、極端に強いボスというのは存在した。

しかし今回は、その中でも群を抜いて強く、ディケイドたちイレギュラーな存在を入れ

て何とかなったようなものだ。

彼らがいなくなれば、更に苦戦し、死人も出るだろう。

そして、攻略ペースが落ちる。

俺達の現実の体は、医療の力で何とか生きながらえている状態だ。

このゲームには、明確なタイムリミットがあるのだ。

俺の体は、あとどのくらい持ってくれるのだろうか。

そしてこの事実に、ほとんどの者が気づいていない。

そう言う俺も、アスナに指摘されるまで気づかなかった。

自分たちの未来に一抹の不安を抱えながら、俺は床に就いた。



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