過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
[saga]
2015/10/02(金) 22:51:41.26 ID:gPOyzYSQ0
「そもそも護衛なんていらないって何度も言ってるのに……はぁ、嫌になっちゃうわ」
その日も俺はアスナと二人、破竹の勢いでダンジョンを攻略していった。
「……キリト君」
時間も遅くなり、町に戻ろうとしたその時、アスナが言った。
「なんだ?」
「わたし、ギルドやめる」
アスナ、ギルドやめるってよ。
「茶化さないで」
「すいません……理由は?」
「方向性の違い……かな」
「どこのバンドだよ……」
「まじめに聞いてったら。最近のギルドのやり方には、もう着いていけないわ」
「ついていけないって……アスナは引っ張っていく側じゃないのか?」
「それは、そうかもしれないけど……」
「それともあれか?ギルドは、団長のワンマン経営ってやつか?」
「別にうちのギルドは企業じゃないけど……でももう、正直やっていく自信がないわ」
「……なら、好きにすればいいさ。ギルドからの脱退は自由だろ?」
「……そうね!明日、団長のところに行ってみるわ。一緒に来てくれる?」
「……ん?」
「なによ、その顔」
「いや、その件に関して俺は関係ないと思うんだけど」
「関係あるわ。わたし、ギルドをやめた後はあなたとパーティーを組むつもりだから」
「え?」
「いつだったか、ソロなんてやめろって言ったのはあなただったと思うけど」
……それって、一層ぐらいの時じゃなかったっけ?よく覚えてるな。
「言っとくが俺はソロだからな。誰とも組むつもりはないぜ」
「いいじゃない。二人の方が効率がいいわ。それに、必要な装備もわたしとあなたではそ
うそうかぶらないと思うし」
「だからそう言う問題では……」
「……それとも、わたしじゃ不満?」
「滅相もございません」
その後、町に戻るまで話し合い、アスナがギルドを抜けた暁には、しばらくの間協力関係
となることが決まった。
まぁ、俺にとっても悪い話ではない。
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