過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)
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くすっち天頂@公認ぼっち党員
◆A9VvCAXQOewN
2015/08/13(木) 23:11:15.55 ID:nI+I1Fa10
「安心したまえ、その男は自己保身にかけては長けている。決して刑事罰に問われるよう
なことはしない。こいつの小悪党ぶりは信用していいぞ」
「釈然としねぇ……。それは常識的判断ができるとか言えないんですかね」
「小悪党……。なるほど」
なんで初対面の相手にこんなに罵倒されなならんのだ。
「まぁ、先生からの依頼とあれば無碍にはできませんね。いいでしょう、その依頼、受け
ましょう」
「そうか、なら後は頼んだぞ」
あーああ、面倒事に巻き込まれちゃったよ。ポツンと取り残される俺。
なんだあいつは。もしかして美少女と二人で同じ部活をやっていれば、アニメやラノベよ
ろしく人気者になる!とでも思っているのだろうか。だとすればとんだ見当違いである。
訓練されたぼっちは甘い話など断じて持ち込ませない。
それに俺は、好きで一人でいるのだ。他人にどうこう言われる筋合いはない。
……つーか俺は、ここでこの美少女様と何をすればいいんだろう。
「何か?」
俺の視線に気づいたのだろうか。雪ノ下が声をかけてきた。
「ああ、どうしたものかと思ってな」
「何が?」
「いや、俺何も説明受けてなくてな。ここがなにする場所なのかもいまだにわかってない」
俺がそういうと、雪ノ下は不機嫌そうに本を閉じ、こちらを睨みつけた。
こいつ睨まないと会話できねぇのか?
「では、ゲームをしましょう」
「ゲーム?」
「そう、ここが何部かを当てるゲームよ」
「あんた以外に部員は?」
「いないわ」
ふむ、そうだな……。本物のぼっちには、常人にはない能力が一つだけある。それは、深
い思考力だ。普段の生活で他人との会話にエネルギーや時間を使わないため、その分自分
の中での思考は高度なものとなる。
特別な道具を必要とせず、一人でも活動が成り立つ。
ピカンと来たぜーッ!
「文芸部、だな」
「違うわ。……[
ピーーー
]ばいいのに」
なんでクイズに失敗しただけで死ななならんのだ。
「あー、お手上げだお手上げ。わかんねぇよ」
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