過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
1- 20
616:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/11/13(金) 23:05:06.63 ID:eeTStsy40
ブラックロータス「次から次へと……やはりこれも加速研究会の連中の仕業か

……」

ハルユキ達がプレイするゲーム、ブレインバーストに最近ワームと呼ばれるエ

ネミー達が現れるようになった。

このエネミーは、無制限中立フィールドを積極的に動き回り、プレイヤー達に

攻撃を加えていた。

この結果、大勢のバーストリンカー達がポイントを全て失い、加速世界から姿

を消した。

シルバークロウ「このままじゃ、加速世界がめちゃくちゃだ……」

黒雪姫の圧倒的な力もあって、何とかワームを倒したハルユキは呟いた。

シルバークロウ「こんだけ強いのに、ポイント手に入らないんだもんな……」

ブレインバースト内の他のエネミーは、倒せばポイントが手に入る。

しかし、このワームを倒しても、ポイントは一切手獲得できない。

そのくせ、倒されれば大量のポイントが奪われる。

まさしく、この世界に訪れた災厄と言っても差し支えなかった。

ブラックロータス「御苦労さま、シルバークロウ」

シルバークロウ「お疲れ様です、先輩」

ブラックロータス「早く、何とかしなくてはな……」

仮面の下で、黒雪姫は顔をしかめた。

その夜。

黒雪姫は、しばらく戻っていなかった実家へと向かった。

*黒雪姫は、家族と問題を抱えており、一人暮らしをしている。

また、彼女の姉は、加速世界に災厄を撒き散らし続ける加速研究会の会長であ

る。(このことは、黒雪姫のレギオンネガネビュラス以外の者はほとんど知らな

い)

黒雪姫「まさか、またここに来る羽目になるとはな……」

しかし、そうも言っていられない。

加速世界の危機なのだ。

早急に手を打たなければ取り返しのつかないことになる。

ワームを発生させたのは、十中八九加速研究会のせいだ。

姉の持ち物を調べれば何かわかるかもしれない。

家の鍵を開け、思い切って扉を開ける。

家の中には、誰もいなかった。

両親は仕事が忙しく、ほとんど家にはいない。

懸念事項は、姉が家にいるかもしれないということだったが、それも問題なさ

そうだ。

姉の部屋の扉を開ける。

黒雪姫「これは……」

姉のテーブルの上には、これ見よがしに、USBメモリが一つ置いてあった。
ニューロリンカーを使い、その中の情報を読み取る。
その中には、いくつかのフォルダがあった。

そして、黒雪姫はあるフォルダ名に目を奪われた。
黒雪姫「敵性エネミー、ワーム発生計画……」

そのデータには、ワームを使って加速世界を滅茶苦茶にする計画の概要が記さ
れていた。


<<前のレス[*]次のレス[#]>>
635Res/1285.60 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice