過去ログ - 仮面ライダーぼっち&ぼっちライダーディケイド(完結編)  
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70:くすっち天頂@公認ぼっち党員 ◆A9VvCAXQOewN[saga]
2015/08/23(日) 23:15:44.21 ID:lyWeeGpg0
その蛇に向かって、ドラグレッダーが体当たりをくらわす。

「はぁ!?」

ドラグレッダーがそのまま三浦に攻撃する。

教室内が今までとは全く別の喧騒に包まれる。

大慌てで逃げ出すクラスメイト達。

あとには俺達三人と、三浦、葉山が残った。

「へぇ……。驚いたわ。この龍、誰のモンスター?」

「俺だよ。三浦」

「通りすがりの仮面ライダー、ね。あれ冗談じゃなかったんだ」

「冗談にしたかったんだけどな」

「だったらあんたも」

「やめろ」

唐突に口を開いたのは葉山だ。

「お前たちが何をしようとしてるのかは知らない。でも、危ないことだというのはわかる。や

めろよ、そんなの。争う理由なんてないだろ!」

おいおい、この状況でそんなことが言えるのか。

「葉山君、関係ない人は黙っていてくれないかしら。それにね、戦う理由ならあるわ。私はこ

の愚かな類人猿に殺されそうになったのだから。

それから……私の大切な友達を傷つけた罪は、許せない」

「ゆきのん……」

「だ、だが。やられたからやり返すんじゃ、何も解決にはならないだろ」

「解決するわ。この女を、消せばいいのよ」

雪ノ下さんまじぱねぇっす!

「はぁ?偉そうなこと言ってるけどあんたに何ができ」

「できるわ」

ポケットから蝙蝠のカードデッキを取り出す。

「へぇ……。そういうこと」

「あなたの罪、償ってもらうわよ?」

「気に食わないんだよ。あんたみたいなやつ」

「「変身!!」」

氷の女王と煉獄の女王。長きにわたる争いの始まりであった。

鏡の世界ミラーワールドへ雪ノ下と三浦が飛び込む。

「比企谷君、これは一体……」

「葉山、……お前は知らない方がいい。これは、俺達の問題だ。由比ヶ浜、お前はここにいろ。

友達と戦うのはつらいだろ」

「ううん、友達だけど、友達だからこそ、止めないと」

「そうか、なら、行くとするか」

「うん!」

「「変身!!」」

ミラーワールドでは、二人が間合いを確認しながら、攻撃のタイミングをはかっていた。

三浦は、全身紫色で、どこまでも不気味な蛇を連想させるような姿だ。

「「Swword Vent」」



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