過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」湧「そん8っ」【永水】
1- 20
188: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/09/19(土) 04:49:34.79 ID:b5Z/x4Mto

―― ピンポンパンポーン

「50m走参加者はグラウンド東側に集合してください」

「繰り返します。50m走参加者は〜」

京子「…では、相手の出方を伺いに行きますね」スクッ

そこで京子が立ち上がるのは、次に始まる50m走に参加しているからだ。
午前に行われる競技の中でも、花形と言っても良いそれに集まるのは運動自慢ばかり。
その中には星誕女子のエルダーである月極輝夜も入っているのは既に確認していた。
しかも、丁度良い事に共に最終レースを走る事になるのだから、相手の腹を探るのにコレ以上の機会はないと京子は思う。

依子「…京子さん」

京子「大丈夫ですよ。私はそう簡単に負けるつもりはありません」

依子「負けるだなんて思ってはいませんわ」

依子「京子さんの身体能力には私だって何度も泣かされてますもの」

明星「な、鳴かされて…!?」カァァ

湧「明星ちゃ…」

冗談めかしながらも強い信頼を伝える依子の言葉に、明星はその顔を赤くする。
石戸霞の妹として、恥ずかしくない振る舞いを心がけている彼女はしっかり者として認識される事が多い。
しかし、その本質は耳年増で、尚且つ恋する乙女でもあるのだ。
常日頃から怪しんでいる二人から意味深な言葉が出て来れば、どうしてもその裏に何かあるのではないかと思ってしまう。
結果、隣にいる親友に呆れたような顔をされるが、しかし、明星の脳内に広がる淫らな妄想はそう簡単には止まらなかった。



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
1002Res/788.90 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice