過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」湧「そん8っ」【永水】
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797: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:31:42.19 ID:Gro2s7cIo

輝夜「(私とこの女で一体、何が違うと言うんですか!!)」

無論、普段から屋敷前の大階段を昇り降りし、山田に鍛えてもらっている京子が体力的に優れているというのは大きい。
だが、今の京子はそれ以上に大きな怪我というハンデを背負っている状態なのだ。
通常であれば輝夜の思い通り、先に京子のスタミナが切れ、一方的にやられる展開になっていただろう。

京子「(足がヤバイとかそんな事知った事じゃない…!)」

京子「(ここでコイツは必ず潰す……!!)」

―― それを覆しているのは覚悟だ。

京子も自身の足が限界をとうに超えている事を理解している。
こうして動いている最中に走る激痛は、もう熱や痺れのようにしか処理されないのだから。
あまりにも強すぎて脳が処理を拒否し始めたそれに、もう二度と歩けないかもしれないという最悪の予想さえ脳裏に浮かぶ。
だが、京子にとってそんなものは大した代償ではなかった。
依子や春を始め、多くの仲間を傷つけた輝夜が潰せるのであれば、喜んで捧げてみせよう。
その覚悟は身体に限界を超えさせ、剣筋に凄みを与えていた。


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