過去ログ - 【咲】京太郎「今日から俺が須賀京子ちゃん?」湧「そん8っ」【永水】
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807: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:36:56.34 ID:Gro2s7cIo

京子「…なるほど。月極さんのお話も尤もだと思います」

京子「エルダー同士の戦いに横槍を入れたのは私ですから」

以下略



808: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:37:49.49 ID:Gro2s7cIo

京子「ルールは今までと同じで構いません」

京子「ただ、お互いの勝利条件を変更致しましょう」

以下略



809: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:38:15.83 ID:Gro2s7cIo

輝夜「(でも…ここでこの条件を呑まなかったら…!)」

京子が口にする条件は圧倒的に自分が有利なものだ。
にも関わらず、ここで自分が条件を呑まなければ、逃げたと受け止められてもおかしくはない
以下略



810: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:38:50.93 ID:Gro2s7cIo

輝夜「(何をやっているんですの…!?)」

輝夜「(私が…星誕女子の女王であるこの私が追い詰められているんですのよ…!!)」

以下略



811: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:39:17.32 ID:Gro2s7cIo

依子「(……京子さん)」

憧れや熱っぽいものが混じり始める星誕女子の視線。
けれど、依子は彼女たちと同じように興奮へと興じる事出来なかった。
以下略



812: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:39:43.41 ID:Gro2s7cIo

依子「(それに…京子さんはもう限界ですわ)」

元々、京子は今すぐにでも治療が必要な身体を無理矢理、動かしている状態なのだ。
そんな状態で15分もの間、輝夜の猛攻を避けきった足が無事であるはずがない。
以下略



813: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:40:09.94 ID:Gro2s7cIo

依子「…皆さん」

そう思った瞬間、依子の口から静かな声が漏れる。
誰も彼もが京子と輝夜に注目している中でポツリと流すそれは決して自己主張が激しいものではない。
以下略



814: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:40:36.43 ID:Gro2s7cIo

依子「少なくともこのように学校同士の優劣をつける為にある訳ではありません」

依子「いいえ。このように憎しみをぶつけあうような戦いなど本来、あってはいけないのです」

以下略



815: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:41:05.53 ID:Gro2s7cIo

依子「私は虚しい勝利よりも、誇りある敗北を選びたい」

依子「皆さんはどうですか?」

以下略



816: ◆R5j2Ndo0Hc[sage saga]
2015/11/09(月) 22:41:31.63 ID:Gro2s7cIo

輝夜「(馬鹿ですの!?いえ…大馬鹿なんですのね…!!!)」

無論、輝夜にとってそれは天の助けと言っても良いものだった。
どっちに転んでも地獄と言う状況を、敵である依子の声が救ってくれたのだから。
以下略



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