過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「有珠山で過ごした記憶」由暉子「2ページ目ですね」【安価】
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528: ◆Z7IUJooCRr22[saga]
2015/08/25(火) 22:16:11.70 ID:JWPWjmfDo

京太郎「俺が居ない間にそんなことが……」


ユキを見た俺は始めは動揺していたが爽先輩達から事情を聞かされて今は落ち着いた。

それにしてもまさか俺の昔からの知り合いがこの部室に集まるなんて、すごい偶然だ。

俺を囲むように座っている五人の顔を見渡して改めて思う。


爽「そういうわけだから京太郎もウチに来いよ」

京太郎「はい、まあ元からそのつもりでしたし」

爽「そっかそっか、それじゃまずは打ってみる?」

京太郎「麻雀、ですか?」

爽「勿論」

誓子「京太郎くん麻雀出来たっけ?」

揺杏「私らが児童館でやってんの見てたしだいたいはわかるんじゃない?」

京太郎「いやあ、流石に見てたってだからそこまで出来るか」

成香「京太郎くんも、初心者なんですね」

京太郎「そうなりますね」

成香「そうですか、それなら私と一緒ですね!」

京太郎「はい」

誓子「まあ一度やってみましょう、京太郎くんは私が後ろで見てるから」

京太郎「お願いします誓子先輩」

誓子「まっかせてー」


楽しい。

皆と笑いながら麻雀をするのが。

そういえばと対面のユキの顔を伺ってみる。

俺はユキが俺以外と仲良くしているところを見たことがない。

だから少し心配だった、ユキが本当に心から楽しめているのか。

だがそんなことは杞憂だった。

俺の目に映るユキの笑顔は、これまで見たどんなユキの表情よりも輝いて見えたから。




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