過去ログ - 【咲-Saki-】京太郎「有珠山で過ごした記憶」由暉子「2ページ目ですね」【安価】
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◆Z7IUJooCRr22
[saga]
2015/08/15(土) 22:13:10.82 ID:w38lbafMo
どれだけ長い時間そうしていたかは覚えていない。
ただ、意識が遠のき始めたところで柔らかい物が俺に倒れかかってきて意識がはっきりした。
隣を見れば眠ってしまったのかユキがもたれかかってきている。
京太郎「おいおい、こんなところで寝たら」
そう言いかけて言葉が止まった。
原因は視界に飛び込んできたもの。
ユキは背が低い為必然的に俺が見下ろす形になる。
そしてその角度とユキの胸元の開いた服のコンボによって肌色の渓谷が目に映り込んで――。
慌ててユキから目を背ける。
危ないところだった、もう少しで理性を失っていたかもしれない。
頭を振って邪念を払いユキをテントへと運ぶことにする。
だがしかしここでも問題が。
引きずっていく訳にもいかないしお姫様抱っこなんてする腕力は生憎だがない。
背負っていくしか方法がないのだがそうすると……。
いや、ここで寝かせておいて風邪を引かせるわけにはいかない。男京太郎、誘惑に耐え抜いてみせるッ。
そう決心してユキをおんぶする。
ふぉおおおおッ!?
デカイッ、そしてッ、やわらかああああああああいッッッ
背中に押し当てられる二つの巨大な柔らかい物の感触。
押し寄せてくる誘惑に耐えながら何とかユキをテントに運び寝袋に入れて寝かせると俺は一人トイレに走った。
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