2: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:09:07.84 ID:LiQNbmuGo
また、見えなくなった
霞「うん、言いたいこと」
心に、霧がかかったように
3: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:11:14.42 ID:LiQNbmuGo
提督「…」
霞「…」
提督(霞はまっすぐ、ただまっすぐに、俺を見つめている)
4: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:13:30.37 ID:LiQNbmuGo
提督(これでは、また迷ってしまう)
提督(漣に、導いてもらうことは出来ない、そんな猶予もない)
提督(自分で、探さないと、駄目だ)
5: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:14:51.15 ID:LiQNbmuGo
迷っていた俺は、霞が言葉を放つまで、彼女が目の前に来ていることに気付かなかった
そして、気づいた瞬間、彼女に手を、握られていた
そして、また見つめられる
6: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:17:15.03 ID:LiQNbmuGo
提督「霞…」
霞「目を背けないで、私の目を見て」
提督「霞の、目を?」
7: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:18:06.39 ID:LiQNbmuGo
提督「…」
霞「あんたと…」
霞「…」ギュッ
8: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:20:12.97 ID:LiQNbmuGo
いつの間にか、霧が晴れていた
そして、気づいた。手の温もり
…右手を握られている、この感覚に
9: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:20:43.35 ID:LiQNbmuGo
提督「…暁」
10: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:21:15.29 ID:LiQNbmuGo
暁「…」ニコッ
11: ◆VgLY1HQ3xE[saga sage]
2015/08/15(土) 01:23:33.82 ID:LiQNbmuGo
提督「…」ツーッ
霞「…何泣いてんのよ、バカ」
提督「…お前だって、泣いてるじゃねえか」
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