過去ログ - 【がっこうぐらし!】ゆき「ねえ、助けてあげて、くるみちゃん!」
1- 20
24:名無しNIPPER[sage]
2015/08/16(日) 17:07:39.47 ID:DHsGwvFtO
(アカン)


25: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/16(日) 17:15:17.97 ID:AV8sk26M0
私は、人殺しか。
屋上で、何度も何度も彼の身体を突き刺した。
その感触は未だに残っている。
あの時、私にしか、きっとできなかった。
確か、ゆきが止めに入って――。
以下略



26:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 17:29:14.91 ID:AV8sk26M0
夜。ゆきと口を聞かないまま、就寝の時間となった。
りーさんも、みきも口数は少なく、私たちは気まずい雰囲気で朝を待つことになった。

虫の声が、わずかに季節感を感じさせる。
バイクのエンジン音も、
以下略



27:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 17:36:48.32 ID:AV8sk26M0
からん。
車外から、金属音がした。
私はとっさに、枕元にあったスコップに手を伸ばす。

くるみ「……え」
以下略



28:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 17:44:39.43 ID:AV8sk26M0
人影はゆきだった。
スコップを持って、素振りしていた。
が、重さに耐えきれずよろめいていた。

ゆき「……っわ」
以下略



29: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/16(日) 18:00:16.29 ID:AV8sk26M0
ゆき「できるよ。私、もうできる」

私は肩に置かれていた手に触れた。
ゆきがこちらを振り返る。
星と月明かりが、彼女を映し出す。
以下略



30:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 18:10:10.85 ID:AV8sk26M0
ゆき「いや……」

くるみ「……じゃあ」

私はゆきの足を払う。
以下略



31:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 18:21:09.86 ID:AV8sk26M0
平手の応酬が続いた。
互いに息が上がっていった。

くるみ「もお、やめろ……無意味だ」

以下略



32:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 18:31:05.09 ID:AV8sk26M0
自分の頬をゆきの頬にすり寄せる。

ゆき「……いたッ」

くるみ「どした」
以下略



33:名無しNIPPER
2015/08/16(日) 18:39:23.18 ID:AV8sk26M0
何をした。
美味しい。
違うんだ。
そういうことじゃ。

以下略



34: ◆/BueNLs5lw[saga]
2015/08/16(日) 18:44:46.18 ID:AV8sk26M0
くるみ「うそって、なんだよ」

ゆき「……」

ゆきは立ち上がって、2、3歩前を行く。
以下略



46Res/21.37 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice