過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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55: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/16(日) 00:58:45.07 ID:Eopy34a90

「うん。自分には自信が無いけど、私と一緒に戦ってくれる、仲間の為ならどれだけでも戦える。

そう思って、あの戦いを勝ち抜けた。緊張はするけど、仲間の為に。

 二人も、緊張はすると思うけど、仲間と一緒に頑張れば、きっと大丈夫。

――大丈夫、怖くないって、自分に言い聞かせて仕事に励めば、大丈夫」

テレビで見る萩原雪歩と同じく、彼女の一言一言は、耳で聞く分には、儚げで、音量としては小さい。

だがそれでも、しっかりと耳に届く、その言葉の意味に、卯月はどこか、勇気づけられていた。

「あ、あの、萩原先輩っ」

「雪歩でいいよ、卯月ちゃん」

「雪歩さん、ありがとうございます! 島村卯月、頑張りますっ!」

「うん。凛ちゃんも、頑張ってね」

「はい、雪歩さんと一緒に戦える事が光栄です!」

「じゃあ――次は戦場でね」

 ニッコリと微笑みを見せた雪歩は、ヘルメットを掴んで、自らの乗る筐体へ向かう。

 凛と卯月も、パイロットスーツを確かめた後に、ヘルメットを持ち、歩き出す。

自らの筐体に触れ、しっかりと手に力を込め、その筐体の入り口を開いた。



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