過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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60: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/16(日) 20:34:56.64 ID:Eopy34a90

広大に広がる宇宙空間に射出された卯月のジム・カスタムは、
その左手にシールドを構えながら、まずは全方位をカメラで確認する。
無数の機体が見えるが、その機体群を無視し、まずは通信を行う。

「凛ちゃん、そっちは!?」
『卯月から見て後方! 今背中を預ける!』

 凛の言葉通り、ジム・カスタムの背中に一つの機体が背を合わせる。凛の駆るガンダムMk-Uだ。

『参加者に比例して、やっぱりこのエリアを選ぶ人は少なかったみたい。皆デブリ群や森林に向かってる――僥倖だね』
「合流は完了しましたけど、どうしましょうか?」
『互いの背を守りつつ、まずは避ける事と近付いてくる敵を撃つ事だけ考えよう。時間は一時間だし、疲れが来ないように、まずは集中して――』

 凛の言葉が、そこで遮られた。一つの光が、二人の眼前を横切ったからだ。

スラスターを吹かせ、全速力で宇宙の海を駆けるトリコロールのシンプルな機体が、ビームサーベルを構えて駆け抜ける。

天海春香の作り上げた、RX-78-02【ガンダム】

それと同時にデブリ群から駆けてくる、フレッシュグリーンと黄色の彩色のされた、ガンダムエクシアを素体とした機体。

星井美希の駆る、GN-001MK【ガンダムエクシアMk-U】

エクシアはGNロングブレイドを構えてそれをガンダムに向けて振り込むと、ガンダムもサーベルを振り切り、
鍔ぜり合った事を確認したと同時に切り結び、スラスターを吹かせて一瞬距離を取ると再び斬り合った。

その動き、早い。



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