過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
1- 20
62: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/16(日) 21:47:37.18 ID:Eopy34a90

 デブリ群の中心で戦う、二機のモビルスーツがあった。
一機は白い翼のガンダム、蘭子の駆るウイングガンダムゼロカスタム。もう一機は――。

『蘭子さん、よろしくお願いしまーすっ!』
『う、うむ! 眷属よ、我に従え!(訳:よよよよ、よろしくお願いします、高槻先輩!)』

 765プロダクション所属のアイドルにして、しっかり者の少女――高槻やよいだ。

彼女は自身の駆るガンプラ――ガンダムXのシールドバスターライフルを掴みながら、
蘭子のゼロカスタムに背中を預け、肩部のショルダーバルカンを放ちながらライフルを放ち、
近付いてきた機体に向けて大型ビームソードを振り切り、その腹部を切り裂いた。

『こっちは後五分後に撃てますよ! 蘭子さんはどうですか?』
『こ、こちらは何時でも構わんっ!(訳:い、いつでも行けます!)』

 二人はしばらく他機からの攻撃をいなしながら、少しずつ撃墜させていくと、
やよいがXのスラスターを吹かせて上昇し、背負ったX状のバックパックを展開。大型砲塔を構えた。

月から放たれるマイクロウェーブを受信するガンダムXに続き、ゼロカスタムもバスターライフルを二丁連結させ、
互いに背中を守るように立ち塞がった後に、その引き金を引いた。

ガンダムXの大型砲塔から放たれる高出力のビームは、光の渦となりデブリ群を焼き、多大な量の機体を屠っていく。

対して地球を目がけて放たれたゼロカスタムのツインバスターライフルも、
その射線を少しずつずらしながらビームを放ち続け、その射線上にあった機体群を焼き払っていく。

『これでだいぶ楽になりますねーっ』
『そ、それでこそ我が眷属よ……(訳:この人だけは敵に回したくないです……)』



<<前のレス[*]次のレス[#]>>
262Res/279.65 KB
↑[8] 前[4] 次[6] 板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。




VIPサービス増築中!
携帯うpろだ|隙間うpろだ
Powered By VIPservice