過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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71: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/16(日) 23:13:02.69 ID:Eopy34a90

だいぶ時間が経過した。残り時間は十五分弱。
卯月と凜は、目の前に来る敵に対して対処する事を目標としていたが、遂にはその敵が、誰もいなくなった。

『いや→、しぶりんとしまむーはユーシューなヘーシですなぁ亜美』
『ですな→、真美』

 765プロ所属アイドルにして、双子の少女――双海亜美と、双海真美だ。

双海亜美はデスティニーシルエット装備のインパルスガンダムを。
双海真美はマルチプルアサルトストライカー装備のストライクガンダムを駆り、卯月と凜を従え、戦っていた。

『でも、何で私たちと一緒に』
『んー、一番面白そうって思ったからかな』
『そーいう感覚は、大事にするのが双海姉妹ですぜ』
「助かりました……ありがとうござ」

 卯月の言葉を、遮るように接近警報が鳴り響く。卯月以外の三機はすぐに武装を構え、卯月も慌ててそれに続いた。

その時だった。
高出力のビーム砲が放たれた事を確認した瞬間、デスティニーインパルスガンダムの腕部ビームシールドがそれを防ぎ、ストライクのランチャー砲が火を噴いた。

『涼ちんだねっ!』
『下がって、二人とも!』

 亜美と真美が、左右に展開して、その敵機に向けて駆け出す光景を、凜も卯月も唖然とした表情で見据える事しか出来なかった。

目の前で、物凄い速度で加速をする機体は、ガンダムタイプでは無かった。

その高出力スラスターと、空気抵抗を無くす為か、丸みを帯びたデザインのそれは――トールギスV。

876プロ所属アイドル、秋月涼の駆る機体だった。



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