過去ログ - 卯月「これが私たちの、ガンプラバトル」
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83: ◆bA3jMfAQJs[saga]
2015/08/20(木) 20:22:53.22 ID:9mjvW1pG0

その時、事務所の扉が開かれ、スーツを着た大男が鋭い目つきで二人を見据え、ぺこりとお辞儀をした。

「お疲れ様です、お二人とも」
「あ、プロデューサーさん!」
「イタリアから帰ってたんだ。お疲れ様」

 彼女たちのプロデューサーだ。
今までイタリアでアイドル達の引率を行っていたが、その仕事も終わったらしい。

「……第二次アイドルマスター戦役での勝ち残り。素晴らしい活躍だと思います」

 彼は手帳を取り出して、仕事の確認を始める。

「次回の試合は五日後、東京ビッグサイトで行われます。勝ち上がった事務所毎でのミニライブを行った後に、本戦の一対一が行われます」
「ミニライブ! 765プロの皆さんや、876プロの皆さんと歌えるんですね!」

 嬉しそうにする卯月と対照的に、凜が問う。

「謎だったんだけど、もし予選で全員が保身に走ってたら、どうなってたんだろう。
さすがに百八十人弱、全員戦わないとは思わないけど、制限時間がある中で百人程度が戦わないって事も考えられるよね」
「そうならないよう、予め話が幾つかの事務所に振ってありました――経験豊富な765プロダクションと、876プロダクションです」

 765プロと876プロには、予め戦局を荒くしてほしく、ある程度暴れてほしいと言う旨が伝えられていたという。



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