過去ログ - この残酷な異世界で僕は……
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3:名無しNIPPER[saga]
2015/08/15(土) 23:58:03.40 ID:Q9RwVuPUO
村を出てしばらく。
街道を歩いていた僕は夜営中の商人、その商人に雇われている4人の傭兵達と出会った。
その商人は王とに帰る途中だそうで、僕は事情を説明して同行してもいいかたずねた。
正直ダメもとではあったが、その商人は僕の同行を快く引き受けてくる、温かいスープと米粉で出来たパンをご馳走してくれた。食事中は傭兵達が僕を励ましてくれた。
「もう大丈夫」とか「死んだ人の分まで頑張るんだ」とか。
商人も傭兵達もこのご時世には珍しい善人のようで僕は安心しきっていた。あまつさえ、運が回ってきた、とも思った、が。とんでもない。僕は忘れていた。
この異世界に生まれてきたのが運の尽きだということを。この異世界で回っているのは幸運ではなく不運だということを。
だが不覚にも、その時の僕は温かいスープにほだされてそんな事にまで頭が回っていなかった。
その代わり商人の頭が回った。ゴキンッ、と。


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