103:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:09:00.78 ID:Vmz7rLRF0
吹雪「なぜ学校に行かれてるんですか?」
瑞鶴「あー………」
104:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:11:20.11 ID:Vmz7rLRF0
吹雪「私は誰だろうって」
瑞鶴「じゃあ吹雪は誰なの?」
吹雪「私は私です。吹雪です。それ以外には言えません」
105:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:12:05.08 ID:Vmz7rLRF0
〜執務室〜
提督「それで?」
106:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:12:43.63 ID:Vmz7rLRF0
吹雪(司令官は、机から立ち上がると、執務室の応接セットのソファーに座りました。私を見て、司令官は座るように促します)
提督「君は、真面目だね」
吹雪「…よく言われました」
107:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:13:45.28 ID:Vmz7rLRF0
提督「考えてもみなさいよ。上から君たちに名指しで与えられる任務は地味なものばかり。輸送任務が多いことも、事実でしょ?それに、いくら砲撃の代わりに魚雷があっても、相手が大型艦であれば彼我の差はなんともしがたい。だから、華々しい戦いを他艦種に譲ってしまうこともあるだろうね。何せ、覆せない火力、そして重要度の差が、他の艦種と比較した時に君らには存在するんだから」
吹雪「それは…わかってます」
108:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:14:45.99 ID:Vmz7rLRF0
提督「それは知らなくていい」
吹雪「何故ですか?!」
提督「私が答えたくないと思っているから。君の人事の秘密を話したくて、私は吹雪をうちに呼んだわけじゃない」
109:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:15:17.49 ID:Vmz7rLRF0
吹雪「お願いします。教えてください。もう、本当に…ダメなんです」
提督「最初に言ったでしょ。何をしたって良いって」
110:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:15:49.55 ID:Vmz7rLRF0
提督「今はもういい、戻りなさい」
吹雪「待ってください!」
111:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:18:22.97 ID:Vmz7rLRF0
〜洋上〜
浜風「…そんなことがあったんですか」
112:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:19:18.44 ID:Vmz7rLRF0
浜風「…なんでしょうか?」
吹雪「絶対、瑞鶴さん、川内さんは他の瑞鶴さんや川内さんと違う。山城さんだってそう」
浜風「それが?」
113:名無しNIPPER[saga]
2015/08/16(日) 23:21:03.43 ID:Vmz7rLRF0
浜風「……それでも、今は行きましょう。予定よりも遅れ気味です。目的地まで急ぎます」
吹雪「…わかった」
327Res/178.41 KB
↑[8] 前[4] 次[6]
板[3] 1-[1] l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。