過去ログ - 【艦これ】秘書艦村雨と提督のとある一日
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61:名無しNIPPER[sage saga]
2015/09/11(金) 18:02:00.57 ID:/ooebcjh0


筑摩「今日もがんばってますね、村雨ちゃん。なんだか毎日、泊地中を走り回ってる姿を見ているような気がするわ」


明石「ですねぇ。やっぱり、秘書艦の仕事って忙しいですから。朝6時の総員起こしから始まって、艦娘のコンディションチェックに開発任務、それで提督の補佐に身の回りのお世話、時報任務とその他諸々やってるわけで」


筑摩「村雨ちゃんは、それをほぼ毎日ですものね。他の司令部では確か、艦娘たちがローテーションでやってたりするんでしょう?」


明石「そりゃまあ、秘書艦の仕事を毎日やるなんて大変ですもん。私も村雨ちゃんが出撃とかで不在の時に何度かやったことありますけど…正直、最初は面食らいましたね。時報任務だけやっていればいいものだと思ってましたから」


明石「朝早く起きて、総員起こしする前に執務室の掃除して、朝ごはんの準備して、書類の振り分けを終わらせて…で、総員起こししたら今度は艦娘1人1人のコンディションチェックをして…書類チェックのお手伝いして――」


筑摩「それ、午前中だけの内容でしょう?それだけでもなかなか骨が折れそうですね…」


明石「たまにやるなら新鮮でいいですけど、これを毎日やるのは正直しんどいですよ…別に秘書艦の仕事をやっても、普段の業務が免除されるわけじゃないですし」


明石「ちなみに今日の村雨ちゃんはこれに加えて、他の司令部との艦隊演習にも参加してますからね。ほんとにすごいと思いますよ。他の艦娘の話だと、仕事のミスもほとんど無いらしいですし」


筑摩「本当にがんばり屋さんなんですね。駆逐艦の娘なのに、えらいわ…でも、村雨ちゃん、無理はしてないかしら…」


明石「大丈夫だと思いますけどねぇ。村雨ちゃんは頭の回転早いし、要領もいいですから。どんなに忙しそうにしてても、どこか余裕があるんですよね、あの娘」


明石「それに、提督もすっごく優しい人ですし。村雨ちゃんを必要以上に酷使することなんて絶対あり得ませんよ。私たちにすら無理させないように、何かと気遣ってくれる人なんですから」


筑摩「そうですね。提督は村雨ちゃんのこと、大事にしているみたいですし…心配は杞憂というものかしら」


明石「まあ、村雨ちゃんは提督との付き合いがどの艦娘より長いですしね。秘書艦の仕事も提督が着任してからずっとやってるみたいだし、提督のことも誰より良くわかってます。村雨ちゃんにとって、秘書艦の仕事は天職みたいなものなんだと思いますよ」


筑摩「秘書艦として、そして“初期艦”として…今までずっと提督を支えてきたんですね。村雨ちゃん、立派だわ」


明石「…“初期艦”?」


筑摩「えっ、違うんですか?だって今、提督との付き合いが誰よりも長いって…」


明石「あー…それは…」




村雨「やったぁ!できたー!“三式聴音探信儀”!」



ガチャッ



村雨「明石さん、ありがとう!目的のものがやっとできたわ!」


明石「おー!やったね村雨ちゃん!」


村雨「いい感じいい感じ!きっと提督も喜ぶわ!早く戻って報告しなくっちゃ!うふふっ♪」


村雨「それじゃあ明石さん!筑摩さん!また今度!」タタタタッ



ガチャッ バタン





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