3:名無しNIPPER[saga]
2015/08/20(木) 21:38:27.85 ID:j2JVJq8j0
「みつからないって……ちゃんと穿いてきたんですよね?」
「志保は私を何だと思ってるねん。痴女か」
憮然とした表情で言う奈緒さん。
バスタオルは肩にかかっているだけなので、痴女と言えば痴女だった。
「おっかしいなぁ。ありえるんか、こんなこと」
「トンネル効果ですかね。百合子が喜びますよ」
適当なことをいう。
どうせシャツの間に挟まってるとか、そのくらいの話だろう。
ちゃんと畳んで入れないからそういうことになるんですよ。
反省を促すという意味もあるので敢えて捜索は手伝わず、私は自分の着替えを終えた。
鏡台に移動して、髪をドライヤーで乾かしブラシでとく。
鏡の端に映る奈緒さんは、おっかしいなぁ、と何度も呟きながら、鞄を隅々まで探していた。
あんまりじろじろみるのもあれか。
っていうか服着てくださいよ。
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