過去ログ - 【Ｒ-18】狸吉「アンナ先輩に拉致監禁」綾女「SOXイ○ポッシブル！」【下セカ】 -SS速報VIP

過去ログ - 【Ｒ-18】狸吉「アンナ先輩に拉致監禁」綾女「SOXイ○ポッシブル！」【下セカ】

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6:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:24:15.08 ID:hxJgRpvF0
「電話かければいいんでないかの？」

　早乙女先輩が当然のことを言う。ただ、綾女は何か嫌な予感がした。

「鼓修理、あなたから狸吉に電話してくれない？」

以下略

7:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:25:46.05 ID:hxJgRpvF0

　ピ、と僕のＰＭが切られる。鼓修理からの電話で、アンナ先輩が出た瞬間に卒倒しそうなほど恐怖を覚えていたのがこっちにまで伝わってきた。

　多分、華城先輩や早乙女先輩も一緒にいるはずだ。質問と質問の間に妙な間があった。僕がアンナ先輩につかまり、アンナ先輩の家に閉じ込められているのは伝わったはずだ。

以下略

8:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:26:32.56 ID:hxJgRpvF0

「奥間君……？」

　必死さが通じたのか、訝しげな目で、それでも一瞬アンナ先輩の挙動が止まる。

以下略

9:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:29:08.88 ID:hxJgRpvF0

　不安になるほど長い間があり、怖くなった途端、アンナ先輩がこちらに倒れ込んできた。

「！？」

以下略

10:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:29:49.54 ID:hxJgRpvF0

（いやああああああああ！！）

「あ、あ、こ、これが、これが愛の試練ですのね……？　奥間君、少し、少しだけお待ちくださいまし」

以下略

11:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:30:29.42 ID:hxJgRpvF0

「先輩、せ、先輩、僕、もう……！」

「あ、あ、あ、あ、奥間君……！」

以下略

12:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:32:55.44 ID:hxJgRpvF0

　綾女がアンナのマンションに一人で乗り込むと言ったら、早乙女先輩も鼓修理もゆとりも大反対だった。

「みすみす殺されに行くようなものっス！　狸吉のことは諦めるっス！」

以下略

13:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:35:02.24 ID:hxJgRpvF0

　アンナ先輩はまだ余韻に浸っていた。ちなみにまだ僕の息子はアンナ先輩とドッキングしたままだ。

　アンナ先輩は愛おしそうに、僕の鼓動を聞いている。どういう体重の掛け方をしているのか、僕より身長が高いぐらいなのに、全く重たくない。

以下略

14:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:36:47.77 ID:hxJgRpvF0

　久しぶりに来る親友の家は、下宿先というにはあまりにも豪華なマンションの一室を借り与えられていた。

　思ったよりもあっけなく入れたと思う。ただアンナの姿も、狸吉の姿もまだ見ていない。リビングのソファに通されて、月見草が紅茶を出したのをただ黙って啜るだけだった。

以下略

15:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:38:22.40 ID:hxJgRpvF0

「綾女さん？　本当に、どうしましたの？」

「あ、いや……奥間君、大丈夫？」

以下略

16:モノクマ学園長 ◆86inwKqtElvs[saga]
2015/08/20(木) 22:40:40.97 ID:hxJgRpvF0

「だけど、結果は知ってのとおりですわ。……《ＳＯＸ》は取り逃がし続け、《単純所持禁止条例》に自暴自棄になる生徒達も止められず……本当ならば奥間君がわたくしを見捨てても仕方のないことですわね」

　そんなことない、狸吉はそんなやつじゃない。

以下略

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