過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
↓
1-
覧
板
20
117
:
◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:23:50.69 ID:XFqi4LjNo
八幡「まぁ、手伝ってやりたいのはやまやまだけど、店の中、入れないしな……」
そう答えると、雪ノ下はしばらく何かを考え込み、そして小さく口を開いた。
雪乃「し、……仕方がないわ……その……、カップルなら、男性客でも警戒されないのよね」
八幡「ん? そうだな……さっきの反応を見る限り、そうかもしれんな」
雪乃「な、なら、そうね……ならば……私の……恋人、のように振舞えばいいのではないかしら……」
八幡「は?」
思わず聞き返すのと、雪ノ下が俺の腕に組み付いてくるのは同時だった。
八幡「あ、おい」
雪乃「……別に、初めてじゃないのだからいいでしょう」
初めてではない、というのは前に川崎のいるバーに行った時の話だろうか。確かにあの時も恋人の振りをしながら潜入したが。
雪乃「……何か不満でも?」
八幡「別に不満はねぇよ」
雪乃「そ、そう……」
確かに恋人の振りをするってのは初めてってわけでもない。それに、そうすればあの店員の警戒からも解かれるだろうし、俺も店の中に入ることは出来るだろう。……だからと言ってくっつく必要まではないと思うが。
まぁ、あくまで振りだしな。あんまり深く考えなくてもいいのだろう。
腕を組む雪ノ下のほのかな体温を感じながら、次の店に向かって歩き始めた。
八幡「んじゃ、行こうぜ」
雪乃「え、ええ……」
ぴったりとくっつく側の雪ノ下からはとても良い匂いがしたが、当然ながらその感想は喉の奥にしまいこんだ。
<<前のレス[*]
|
次のレス[#]>>
191Res/162.66 KB
↑[8]
前[4]
次[6]
板[3]
1-[1]
l20
このスレッドは過去ログ倉庫に格納されています。
もう書き込みできません。
過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」 -SS速報VIP http://ex14.vip2ch.com/test/read.cgi/news4ssnip/kako/1440082972/
VIPサービス増築中!
携帯うpろだ
|
隙間うpろだ
Powered By
VIPservice