過去ログ - 結衣「一日一万回、感謝のやっはろー!」平塚「なんだと?」
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◆//lmDzMOyo
[saga]
2015/09/15(火) 10:25:14.36 ID:XFqi4LjNo
雪乃「……ひ、比企谷くん、その、そういうのはちょっと……まだ早いのではないかしら……」
八幡「誤解だ!」
いやまぁ立ち止まったのは事実ですけども。
しかしさすがに雪ノ下といる時にランジェリーショップの前にいるのは恥ずかし過ぎるので(一人でいる時でも当然恥ずかしい)、さっさと次の店へ向かおうとする──が、今度は雪ノ下が動かなかった。
雪乃「そ、その……比企谷くんは、こういうのが趣味なの……かしら……」
八幡「おーけー雪ノ下、早く次の店へ行こう」
半ば強引に雪ノ下を引っ張りながら、横にあったキッチン雑貨屋へと向かう。いや、ほんと誤解なんだ。恋人と下着売り場に行くとか淡い夢とかマジで持ってないから。あとついでに由比ヶ浜へのプレゼントに下着を選ぶつもりも全くないから。つかそもそもあいつのサイズに合うのここにもないだろ。
閑話休題。
キッチン雑貨店にはフライパンや鍋といった基本的な調理器具の他、パペットマペットみたいな鍋つかみとかマトリョーシカを模した食器セットのようなファンシー系アイテムが取り揃えられている。ねぇねぇウシくん。なんだいヒキガエルくん。誰がヒキガエルだよクソッタレ!!
八幡「なるほど……確かにこれは由比ヶ浜の弱点だな」
由比ヶ浜は料理が下手だ。下手っつーか料理の際に器具をぶっ壊したり竜巻を起こしたりするんだが。いやぁ、あの時のクッキー作りは本当に大変でしたね……。あのクッキー作りが俺の人生のターニングポイントになってしまったのは否めないだろう。
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